ロンドンから電車で2時間ほど、イギリスとフランスを隔てるドーバー海峡にある港街・ブライトン。
大自然はもちろん、ショッピング街もエンターテインメント施設も充実した観光地です。
歴史も古く、産業革命の始まりとともに広まった疾病の療養地という役割も担っていたブライトンは、ロンドンという大都会に対して、人々を癒やす街として人気を誇り続けてきています。
日本で例えると、東京にとっての箱根や熱海みたいなイメージで、ほどよくローカル感じ残しつつ、観光客向けのお店もあってお土産もゲットできる。
そんなローカルと観光が融合したブライトンでしたいことを、10個ピックアップしました。
記事の最後にGoogleマップのリストも掲載しています!
1. Brighton pierで遊び呆ける
ブライトン観光で絶対にはずせないのは「Brighton Pier」という桟橋にある遊園地。
写真の通りネオンがきらきらしていて、まずは外観がとても可愛い…!
ブライトン土産が売っているショップをのぞきつつ、桟橋を奥へ歩くと遊園地のアトラクションやゲームセンターがひしめき合っています。
けっこう本気で遊んでいる大人が多くて微笑ましかったです。
時間がないという人も、ここだけ行っておけばブライトンでの思い出づくりは成功です。

2. 一度は踏みしめたいSeven Sistersの地

ブライトン周辺で一番有名な観光地と言えば、Seven Sisters。海沿いにある美しい白い崖を見るだけではなく、その上を歩くこともできます。短いコースでも往復で2時間近く歩くことになるので、体力と気力が必要ですが、犬を連れてのんびりお散歩している人もけっこう見られました。時間をたっぷりとって、ゆっくり過ごすのも素敵。
真っ白な崖にだだっ広い海、広がる大草原には馬も放されています。大自然の中に身を置いて圧倒される体験はぜひ皆さんにも体感してもらいたい…ビジターセンターのお土産も、かわいいデザインのものがたくさんあったので、お忘れなく立ち寄って!
食べ物を売っている場所もないので、軽食を持参することをおすすめします。
3. 悩んだときは、とりあえずショッピングモール
何をしようか悩んだときは、あえてショッピングモールへ飛び込んでみるのも一つの手。
町にある「チャーチル・スクエア・ショッピング・センター」は、ブライトンで一番大きいショッピングセンター。日本未上陸の「Urbun Outfitters」をはじめ、日本にはない海外ブランドも多く入っていて、服や雑貨などの買い物を楽しめます。
また戸数の多いお手洗いもあったので、いざという時のために覚えておくと便利です!
4. ファルマー・スタジアムで英国流サッカーを嗜む
このスタジアム、実は日本人にも深い由縁があるんです。
まず一つは、2015年、ラグビー日本代表がW杯で南アフリカに勝利を収めた「ブライトンの奇跡」を起こしたあの場所。
もう一つは、今活躍中の三苫選手が属するブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンの本拠地。
三苫選手の人気っぷりを実際に確かめつつ、サッカー大国、イギリスのサッカー観戦を体験するのも◎。
グッズショップの内容も驚くほど充実しているので、ぜひお立ち寄りを!

5. 少し足を伸ばしてlewesでタイムスリップ

ブライトンからバスで小一時間。Lewes(ルイス)というアンティークの街があります。2時間ほどあれば十分に回れる小さな町に、アンティークショップや雑貨屋さん、カフェなどがぎゅぎゅっと詰まっている可愛らしい観光スポット。ルイス城というお城が中心にあり、その中の見学も可能ですが、その周りを歩くだけでも十分に中世の雰囲気を楽しむことができました。
古い建物がたくさん残っており、ブライトンよりも落ち着いた大人な雰囲気。歩いているだけでタイムスリップした感じを味わる素敵な場所です。
🗺️ Lewes
6. 旅の思い出を4コマ写真におさめる
旅の思い出を残すのに、ぜひともおすすめしたいのが、ブライトンの繁華街にある「Photomatic」というフォトブース。あのレトロな4コマのモノクロ写真を撮れルンです。
料金は4ポンド、日本円で大体800円なので、証明写真と同じ価格感ですね…、それが4コマ撮れると考えると、むしろこちらの方がお得ということ?
プリントされてくる写真もめちゃくちゃ可愛いので撮っておいて損はないです。
カウンターの店員さんに4ポンドを払って受け取ったコインをマシンに入れて撮影スタート。4枚を10秒ほどの間隔を置いて自動的に連続で撮影するので、慌ただしいですので覚悟を!
🗺️ Photomatic

7. 小さくて可愛いものの宝庫 Oliver Bonus

日本未上陸の雑貨店「Oliver Bonus 」はぜひ訪れてほしいショップの一つ。ブライトンにも二階建ての広いショップがあるので、ぜひ立ち寄っておきたいですね。
アパレルからキッチン雑貨、日用品、文房具、インテリアなどカラフルでヨーロッパらしい遊び心のあふれたアイテムがひしめく、宝箱のようなお店。価格はアパレルが1万円前後、雑貨は小物だと1,000円台から買えるものもたくさんあります。自分用にはもちろん、ヨーロッパらしいデザインの小物は、ワンランクおしゃれなお土産としておすすめです。
あとはおまけでもう一店舗。オリバーンボーナスが気に入った方は、Bert’s Homestoreという雑貨屋さんにもぜひ足を運んでみてください。こちらも遊び心たっぷりの雑貨が豊富にあります。
🗺️ Oliver Bonus
8. ミュージカルも観れちゃう
繁華街の中心にある「Theatre Royal」でミュージカルを鑑賞することができます。
200年以上の歴史を持つ立派な劇場で、ロンドンで上演された作品が、時間差で上演されるそうです。このときかかっていたのは「101匹わんちゃん」。建物も作品のイメージに合わせたカラーや犬の肉球があしらわれていて、世界観が作り込まれていました。すてき!他の作品の時はどんな装いに変わるのか…気になります。
チケットはおよそ4,000円〜のようです。周辺にはレストランもたくさんあるので、すてきな夜になること間違いなしです。

9. スーパーで“Grocery Shopping”

ブライトンでさらにローカル感の高い過ごし方を楽しむなら、スーパーマーケットは欠かせません。“Grocery Shopping”っていう響き、何かいいですよね。意味はだたの「買い出し」だけど。
ブライトンには、TESCOやMarks & Spencerをはじめ、イギリスのスーパーは何種類かあります。物価の高いイギリスですが、スーパーではパンやサンドイッチなどの軽食を安く買うことができます。各スーパーにある「Mealdeal」という、メインの惣菜、サイドメニュー、ドリンクの選べるセットは、昼食や夕食にも重宝できます。
またイギリス限定、スーパーのオリジナル商品などはお土産にも◎
「スーパーを見かけた時は、ふらっと入ってみる」が旅の正解です。
10. Julien Plumartでマカロンを嗜む
ブライトンでしたい10のこと。
しめはやっぱり甘いもので。ということで最後に紹介するのは、ブライトン駅のそばにあるフランス洋菓子店「Julien Plumart」です。このお店の看板商品はマカロン。10種類以上の味から選べます。勧められるままに食べたゆずシトラス味がとてもおいしかったです。
イギリスまで来たのになぜマカロン?と思われる方もいるかもしれませんが、ブライトンがあるのはイギリス大陸の南端。そうつまり、海の向こうにはフランスがあるんです。ご近所、フランスのお菓子を片手に港で向こうの大陸に想いを馳せるなんて、粋な楽しみ方もできちゃいます。

さいごに:ロンドンからでも立ち寄りたいブライトンの港
ロンドンから二時間程度で行ける港町・ブライトン。
都心にはない、のびのびとした雰囲気や大自然。そして要に、多様な人々の素の暮らしが垣間見えるローカルさ。
今回ピックアップした10個の中には、定番の観光スポットだけでなく、まるでブライトンに住んでいる人のように過ごすためのアイデアも盛り込んでみました。
ぜひ、10個をコンプリートしてください。
Brigtonでしたい10のこと|Googleマップリスト
https://maps.app.goo.gl/j7yjXy2kbdqh4mecA?g_st=i
