何とか会社に就職した元ぐうたら大学生が、心機一転し、キャリアウーマンを目指すまでのリアルタイム奮闘記。
今回は「楽しむことが成長への近道」というアドバイスを受け退屈な仕事を楽しむ工夫をしている話をした前回の続き。「いろんなことを任されるようになってきた話」をお送りします。
仕事が楽しいと思う瞬間ってこういうところにあるのかも…?何かのヒントになれば嬉しいです。
「楽しんだものがち」のポリシーを貫き、毎日前向きに仕事に取り組んでいると、日々が活気づき始めるだけではない、嬉しい変化が現れはじめた。
いつの間にか「これやってみない?」と誘われたり、任されたりすることが増えたのだ。
例えば、社内報のコーナー企画。毎月社内で公開しているweb社内報を担当が入れ替わりで入るのだが、あるコーナーをリニューアルしてみないかと持ちかけられた。それまで先輩の企画出しのサポートのために、各社の事例集めをしてみたり、それを自分なりに分類して共有してみるなど、半ば「勝手に」プラスアルファの働きをしていたことが買われたみたいだ。
あとは、15人ほどで構成される課の共有スケジュール表のフォーマットを作ってくれないかというアサインも。これはチャットツールやスケジュール管理など、いかに効率化できるかを考えて、いろいろ試行錯誤をしていたから。この成果や途中経過を全員が見る日報で共有していたので、それを見ていた課長から声をかけていただいた。
あと最近あったのは、会社全体に向けて行われる研修コンテンツの事務局メンバーへのアサイン!これも、「やってみたいです!という主体的な人」がいいというメンバーの意見から、私が選ばれたらしい。
もちろんアサインされたものは、全てYESでお答えし、現状進んでいるものも多い。
こうして社内のあちこちで活動の範囲が広がることで、自分の知識やコミュニケーションスキルが向上するのも感じられる。
それだけではなくて、というか一番「やってよかった」と思うのは、普段の仕事では関わりが少ない人と接点ができ、知り合いが増えること。知り合いが増えると、普段の仕事でも気軽にコミュニケーションが取れるようになるし、知り合った人がさらに別の面白い話を持ってきてくれるということもある。
自分の存在やスキル、性格をアピールしておいて損をすることはない気がする。もちろん、「有言実行」はマストだけど。
ただ、こういう仕事に対する姿勢を誰もが持たなくてはいけないとは、思わない。
最低限の仕事だけをきっちりこなして、のんびりしていたいという人もいると思うし、その働き方が許されている会社なら、それでも全く構わないはず。
ただ私は性格上、つまらないことや興味のないことはしたくないと思うタイプだから、なんでも自分の物にして、自分の思い通りに進めて、アレンジして、形にするのが好きというだけ。でも同じような人って多いんじゃないかな。仕事全然楽しくないけど、楽しくしたいって思っている人は一度試してみてほしい。何か一つでも、自分が主役になって作りあげるみたいなことが、何かしらの形でできるはずだから。きっとそれを一度やると、自信にもなるし、仕事が前より楽しくなる。
という感じで、前向きに仕事を楽しんでいたら、いろいろなことを任されるようになってきた最近の話でした。