元ぐうたら大学生はキャリアウーマンになる夢を見る ep.2

essay

何とか会社に就職した元ぐうたら大学生が、心機一転し、キャリアウーマンを目指すまでのリアルタイム奮闘記。
今回は前回からだいぶ時間が空きましたが、エピソード2として「どんな仕事も楽しめるようになってきた話」をお届けします。
これを読んだら、明日の仕事も少し頑張れるかも。


前回のエピソードで紹介した、バイト先のおじさんからのアドバイスを素直に守っている私は、どんな仕事にも楽しさを見出すコツを掴めてきた。

例えば、気が遠くなるような単純作業。ひたすら人の名前にふりがなを振っていったり、膨大な量の文章に誤字脱字がないかをチェックする作業。できればやりたくないし、冷静に考えると「こんなことして何になるの…?」という疑念も浮かびかねない。でもこれを乗り越えないと、本命の仕事(文章を書いたり企画をしたり)はできない。それが私の会社のシステムだ。
そういう時はこうだ。仕事をゲームだと想定する。10分の間に何人分のふりがなを振れるか。誤字を見つけられたら1ポイント。ポイントが貯まるとお菓子をひとつ食べていい。といった具合に、工夫次第で仕事はゲームとして楽しむことができちゃうのだ。

4月に入社して以来、この方法を続けてきて、1月を迎えた今、原稿執筆やリライトの比重が明らかに増えてきた。

楽しむことが成功への1番の近道。安直な言葉に聞こえるけど、これは真理かもしれない。

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