仁川空港で深夜の12時間トランジット。快適に一晩過ごす方法

travel

日本から2〜3時間で着くお隣韓国の玄関口「仁川国際空港」。
空港泊をともなうトランジットを2回経験した筆者が、できるだけ快適に休み、空港の中で韓国を楽しむコツをシェアします。

空港到着〜寝床の確保

22:00
仁川空港着。スムーズに行けば、飛行機が着陸してから30分もあれば、到着ロビーに出ることができるはずです。私は2回ともスーツケースを受け取る必要がある乗り換えだったため、預け荷物のスーツケースを引きずって出口を出ました。

22:30ごろ
出口を出るとコンビニやカフェなどさまざまな誘惑がありますが、まずは寝床の確保が最優先。コンビニは24時間オープンしているところがほとんどなので、慌てる必要はなし。

仁川空港の場合、快適な寝床が多いのは圧倒的に、出発ロビーです。到着ロビーからエスカレーターやエレベーターを利用して一つ上のフロアに移動するだけ。
到着ロビーには、長めのベンチが多くありますが、おすすめはエレベーターやエスカレーターとは逆側のエリアです。チェックインカウンターを通り抜けて、突き当たりまでいくと、4つほどの長ベンチが集まっているブロックがいくつかあります。そこだと、エスカレーターなどの余計な機械音も聞こえませんし、空いているベンチも多いので、すぐに寝床を見つけられるはずです。

コンビニ散策

無事に寝床を確保できたら、いよいよお待ちかねのコンビニショッピングの時間です。
先述した通り、コンビニは基本的に24時間営業。出発ロビーのコンビニは広めで、品揃えも豊富なので、夕飯や翌朝の朝ごはんを買うのにもぴったりです。
普段は旅行客でにぎわうコンビニを貸し切りでショッピングできてしまうのは、深夜のトランジットならではの贅沢です。ぜひ満喫してください…!

就寝

思う存分コンビニショッピングを楽しんだら、そろそろ就寝の準備をします。シャワーは基本的にないため、代わりにボディーシートやメイク落としシートを使って体や顔を拭き、歯を磨く程度です。空港のトイレはきれいなので安心です。
シャワーを浴びたい気持ちは山々ですが、シートで顔、体を拭くだけで夜と翌朝の快適度はまるで変わります。もし持参していなくても、コンビニに売っているので心配はいりません。

体もさっぱりしたところで、そろそろ睡眠に入ります。
コツは「眠れるだけ眠ること」。例えば睡眠時間が夜中の0時から朝5時までだったとします。この場合「5時間寝るぞ!」と思っても、ほとんどの場合熟睡はできません。
だからここは割り切って、「5時間の間で、できるだけ目を瞑って体を休めるぞ」くらいの気持ちで、無理に寝ようとしないのがおすすめです。もし後で眠くなっても、飛行機に乗ってから眠るという方法もあります。寝なきゃ!と焦るよりもリラックスしている方が、疲れは圧倒的に取りやすいです。
また、荷物の心配や他の人の気配など、もしかしたら不安で落ち着かないという人もいるでしょう。ですが、仁川空港には、皆さんと同じように空港泊をしている普通の旅行客がたくさんいます。慣れてくるとその人たちにも親近感が湧いて、不安は段々と消えていくので安心してください。

起床〜朝の空港を楽しむ

朝5:00を回ると、一部のカフェなどがオープンし始め、電車の始発組が空港に現れるので周りも騒がしくなってきます。
仁川空港は、レストランやコンビニなど朝ごはんを楽しめるお店も多いので、ぜひ韓国ならではの朝食を楽しみましょう。私はコンビニのキンパをいただきました。電子レンジで温めたので熱々です!浅い眠りから覚めた後の体に沁みます…。

飛行機に乗る前にまた身支度を整えるもよし、空港内を散策するもよし、チェックインの開始時間まで、好きなように過ごしましょう。また、このタイミングで自身のスマートフォンに観たい映画などをダウンロードしておくことも、案外重要です。

まとめ

仁川国際空港は、ショップやレストランも充実しており、空港泊をする人にうれしい大きめのベンチも多いため、トランジットには最適な空港です。
ぜひ、快適で楽しいトランジットを!

PAGE TOP